『うみねこのなく頃に散』EP7 で出されたEP1-EP4の殺人事件の個別回答のまとめ、およびその解釈。
ネタバレ(犯人を含む)なのでプレイ済の人のみ閲覧を推奨。
なお、作品作者が提出した回答は非常に曖昧なものなので、作成者の解釈は正確ではない可能性がある。
また、今後のストーリー展開により否定・変更がなされる可能性があることを予めお断りしておく。
『うみねこのなく頃に』 死亡状況のまとめと赤字回避推理(ネタバレあり)で記した当方の仮説と答え合わせをするのもまた一興かも。
EP1
主犯:紗音=嘉音
共犯:絵羽、秀吉、源次、南條、熊沢
「第1のゲーム、第一の晩。園芸倉庫に、6人の死体。」
「幻は幻に。……土には帰れぬ骸が、幻に帰る。」
→紗音の死体は存在せず、存在するかのように秀吉が振る舞った。(戦人は紗音の死体を見ていない。死体の顔面損壊は誘導トリックか。)
「第1のゲーム、第二の晩。寄り添いし二人の骸は鎖で守られし密室に。」
「幻は幻に。……幻の鎖は、幻しか閉じ込めない。」
→もともとチェーンロックは掛かっておらず、嘉音・源次らが絵羽・秀吉を殺害後にチェーンを切断した。あるいはチェーンを切断して絵羽・秀吉を殺害した。その後、口裏を合わせた。(戦人はチェーン切断、遺体発見の瞬間を見ていない。)
「第1のゲーム、第四の晩。密室書斎の老当主は灼熱の窯の中に。」
「幻は幻に。……幻の男は、あるべきところへ。」
→幻の男とは、生きている金蔵のこと。もともと死んでた人物が窯で焼かれた。ただそれだけ。
「第1のゲーム、第五の晩。杭に胸を捧げし少年の最後。」
「幻は幻に。……幻想の魔女と杭は、幻想しか貫けない。」
→狂言殺人。(戦人は嘉音の格闘、嘉音の死亡を目撃していない。)
「第1のゲーム、第六、第七、第八の晩。歌う少女の密室に横たわる3人の骸。」
「幻は幻に。……盲目なる少女が歌うは幻。密室幻想。」
→真里亞の歌が聞こえる電話はテープレコーダーを使った。密室ではなく、紗音/嘉音が3人を殺害後マスターキーで施錠した。
「……始めから、危ういゲームだったな。………もしもあいつが、それでも死に顔を見たいと言って踏み入っていたなら、どうしていた。」
「それが、運命に身を委ねる、ということなのです。」
→紗音の殺害が狂言であったことを指す。
(補足:夏妃は紗音=嘉音により射殺。24時を迎えて時限爆弾が起動し全員死亡したものと思われる。)
EP2
主犯:紗音=嘉音
共犯:源次、(郷田)
「続けましょう。第2のゲーム、第一の晩。腹を割かれし6人は密室礼拝堂に。」
「幻は幻に。……黄金の真実が、幻の錠を閉ざす。」
→礼拝堂の扉はもともと鍵がかかっていなかったので、密室ではない。(開錠に手間取っていたのは開いているのに気付かなかったからか、演技によるもの)
「第2のゲーム、第二の晩。寄り添いし二人は、死体さえも寄り添えない。」
「幻は幻に。……役目を終えたる幻は、骸さえも残せない。」
→嘉音は概念上の存在なので、死んでも死体は残らない。源次と紗音は死んでいるはずの金蔵に会っていることになっているのでアリバイはない。(朱志香を殺すことで嘉音という存在を不要のものとし、概念的に殺したことになる。)
「第2のゲーム、第四、第五、第六の晩。夏妃の密室にて生き残りし者はなし。」
「土は土に。……棺桶が密室であることに、疑問を挟む者はいない。」
→施錠後に殺人が発生し、殺人者は自殺した。(紗音の遺体に杭は刺さっておらず、その遺体に触れた戦人がすぐに楼座に遺体から引き離されていることに注意。)
「第2のゲーム、第七、第八の晩。赤き目の幻想に斬り殺されし二人。」
「土は土に。幻は幻に。……幻に生み出せる骸はなし。」
→郷田・紗音・源次のうちの誰か(あるいは全員)が南條・熊沢を殺害、遺体を使用人室から中庭へ運び出し杭で修飾した。その後口裏を合わせた。あるいは南條と熊沢を中庭で殺害し遺体を修飾、ボイラー室経由で使用人室に戻ってきて同様に口裏を合わせたとも考えられる。(EP2の殺人は幻想描写のある作中でも必ずしも碑文の順番通りには行われていてないので、誤解なきよう。)
(補足:その後時限爆弾が起動して全員が死亡したものと思われる。楼座無双の描写は爆弾起動時刻の24時の鐘を越えているのでまるっきり虚偽だろう。)
EP3
主犯:絵羽、紗音=嘉音
共犯:秀吉、南條、(源次)
「第3のゲーム、第一の晩。連鎖密室が繋ぎし、6人の骸。」
「幻は幻に。……輪になる密室、終わりと始まりが、重なる。」
→最初の紗音の死体は南條が検死を偽った偽死体なので、密室ではない。死体発見者一行が客間を去った後、ボイラー室に入って礼拝堂の鍵を置き、礼拝堂に移動して中から施錠し、嘉音の偽死体となった。元から死んでいる金蔵以外の3人は実際に紗音に殺されていたか、死んだふりが見破られて後から殺し直されたか。
「第3のゲーム、第二の晩。薔薇庭園にて親子は骸を重ねる。」
「土は土に。……語られし最期に、何の偽りもなし。」
→絵羽が殺害した。
「第3のゲーム、第四、第五、第六の晩。屋敷にて倒れし3人の骸。」
「土は土に。……語られし最期に、何の偽りもなし。」
→霧江と留弗夫は絵羽・秀吉が射殺。秀吉は瀕死の霧江により射殺。(その後、生存していた紗音が杭で装飾?)
「第3のゲーム、第七、第八の晩。夫婦二人は東屋にて骸を晒す。」
「土は土に。……明白なる犯人は、無常の刃を振るいたり。」
→絵羽あるいは紗音が殺害。(絵羽が犯人の場合、紗音が杭で装飾?)
(補足:生きていた紗音は客間の扉に10億円キャッシュカードの暗証番号「07151129」を記し、南條の協力でゲストハウスを抜け出して来た譲治を殺害。死体発見シーンをやり過ごした後、南條を殺害したものと思われる。回答が明記されていないので推測するしかない。)
EP4
主犯:紗音=嘉音
共犯:不特定
「第4のゲーム、第一の晩。食堂にて吹き荒れる虐殺の嵐。」
「幻は幻に。……黄金の真実が紡ぎ出す物語は、幻に帰る。」
→もともとは親組による口裏合わせの狂言殺人。その後、戦人が死体を目撃するまでの間に実際に殺された。(「親族会議に居合わせた全員が、金蔵の存在を認めた!」という赤字を考えると、金蔵の遺体が開陳されて蔵臼の当主継承が白紙になった可能性がある。)
「第4のゲーム、第二の晩。二人の若者は試練に挑み、共に果てる。」
「幻は幻に。……黄金の真実が紡ぎ出す物語は、幻に帰る。」
→もともとは親組による口裏合わせの狂言殺人。その後、戦人が死体を目撃するまでの間に実際に殺された。
「第4のゲーム、第四、第五、第六、第七、第八の晩。逃亡者は誰も生き残れはしない。」
「土は土に。幻は幻に。……虚構に彩られし、物言わぬ骸。」
→朱志香殺害により嘉音という概念上の存在は存在意義を失い死亡。紗音が蔵臼たちを殺害後、戦人が死体を確認するまでの間に自殺あるいは戦人が死体を発見したときには死んだふり。(紗音の体に杭が刺さっていないことに注意。)
「第4のゲーム、第九の晩。そして、誰も生き残れはしない。」
「土は土に。幻は幻に。……虚構は猫箱に閉ざされることで、真実となる。」
→紗音がベアトリーチェに扮して戦人に電話をかけ、屋敷のバルコニーで戦人と会話。その後戦人が礼拝堂に行っている間に真里亞を殺害した。
「私は、だぁれ……?」
「幻は、幻に。……約束された死神は、魔女の意思を問わずに、物語に幕を下ろす。」
→時限爆弾が起動し戦人は殺される。
(補足:熊沢と郷田の死については紗音が「開けてやるから鍵をくれ」などと言えば開けるだろうし、鍵が一つあるいは郷田のポケットの鍵が本物とは限らない。)
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