28 août 2009

とりあえず、アンガージュマン

第45回衆議院議員選挙の期日前投票に行ってきました。
期日前投票なのは、投票日当日に大阪に居ないため。

当方の選挙区の立候補者は次のとおりとなっています。

・宗教団体が母体の政党の党員
・別の宗教団体が母体の政党の党員
・今回の選挙で議席拡大が予想されている野党の党員
・赤い旗の政党の党員

毎度ながら、酷い選択肢……私の望む政策や、私の政治思想に適した候補者はいつも現れません。
ちなみに、この選挙区では、宗教団体が母体の政党の党員が5回連続で当選しています。
とにかくそれは阻止したいので、公約や政治思想はさておき、有力対抗馬としてひょっとしたら勝てるかもしれない候補者に投票しました。

比例代表でも、私の望む政策を公約に掲げてくれている政党はありません。
現在の政権与党と野党第一党については、いずれも不満なので、民主主義のバランサー的機能を果たしてくれる分には害の少ない赤い旗の政党に投票しました。
あの党の公約にある、子供と高齢者の医療費の無料化には絶対反対ですが。

ところで、「年齢別未婚率の推移」という統計データを見ると、2005年現在で、30歳から34歳までの未婚率は男性で47.1%、女性で32%。
日本では婚外子が極端に少ない(2%)ことと出産に適した年齢を併せて考えれば、今後若年人口の不足により日本社会が破綻するのは確実です。
移民の受け入れ環境の整備は急務なのに、国民的な問題意識のないことと言ったら……。
農業就業人口のうち65歳以上が58.2%(2005年現在)というのも、絶望的な状況。

そういや、心神喪失による不起訴処分・無罪判決を受けた人間に対して、適切な隔離治療を行う制度がなくて事実上野放しになっている問題や、そもそも心神喪失者の不処罰規定があるせいで、被告弁護士が心神喪失を主張する弁護を展開し、犯罪被害者やその家族をセカンドレイプ的に傷つける問題、適切な福祉を受けられない高齢者や知能障害者が犯罪を繰り返して刑務所を事実上の住居としている問題なんかも全く表に上がってきませんね。

ともあれ、政権が変って大衆迎合的公約が文字通り実行されれば行政が混乱し国家財政は悪化するし、現政権が維持されても上記問題は改善されずに社会が崩壊していくでしょう。
希望や安心感を抱いて生活できるような世の中は今後訪れないという覚悟を持ち、死ぬなら飛び降りて死ぬか、首を吊って死ぬかを選ぶような気持ちで投票に臨めば、選挙の結果がどうあれ不満が少なくて済むのではないでしょうか。

前の記事:「Creative VADO HD

次の記事:「2009年、北へ。 実況第1日目

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://meta-metaphysica.net/mt/mt-tb.cgi/442

コメント(2)

>毎度ながら、酷い選択肢……私の望む政策や、私の政治思想に適した候補者はいつも現れません。

 全く、仰せのとおりですな。そう思っている人間は非常にたくさんいるのではないでしょうか?

 G民党は、これまで何の責任も取ってきてないのに「責任力」とか笑止なキャッチフレーズをのたまうし、対する見ん衆党も元はといえばG民党の派閥領袖と妙な原理主義者が鬩ぎ合いながら、目先のおいしいことばかり並べ立ててるし・・・。

 おそまつな2大政党ですなぁ。けど、宗教団体のひもつき政党なんざ絶対願い下げやし。

 とはいえ、こんな政治状況は結局は国民が選んでしまった結果なんでしょうねぇ(これまで投票に行かなかった人も含めて)。

 ところで、
>心神喪失による不起訴処分・無罪判決を受けた人間に対して、適切な隔離治療を行う制度がなくて事実上野放しになっている問題や、・・・。
 とありますが、充分な制度か否かについては議論があるものの、「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」に基づく、所謂、医療観察制度というものがありますので、念のため。

数年前に出来た医療観察制度って、患者からすると措置入院とあんまり変わらないし、詐病だったら短期間で退院できるし、長期入院だったら懲役刑の場合受けられるべき職業訓練等の社会復帰プログラムも受けられないし(これは触法じゃない患者も抱える問題ですが)で、適切な制度とは思えないですね。
一般病院に病棟を併設しようとして地域住民に反対食らってるし……司法なんだから刑務所に併設しなきゃ。
とかいうといろいろややこしい、困ったもんです。

コメントする

プロフィール

空疎な中身のまま、サイト運営10年経過。

文学部出身ですが文学は苦手です。

Twitter

twitter.com/nemuribito/

過去の記事

最近のコメント