劇団赤鬼の『シリウスに向かって撃て!』を観た後、大阪に戻り、その足で浪花グランドロマンの『眠る帝国―現在は閉鎖中の掲示板の書き込みログです―』(サブタイトル長すぎ)を観る。
映画のハシゴは何度もやってるけど、芝居のハシゴの経験は記憶にないなあ。
毎年恒例、扇町公演に建てられた特設テントを使っての、火あり水ありの芝居です。
少年が車椅子に座った老人を介助して現れる。
前作の『激情都市― Song of Birds ―』に出てきた覚えのあるいでたちの少年だ。
彼はお茶をこぼした老人を世話しようとするのだが、老人は「パラレル・パラダイス」云々を叫んで去ってしまう。
気が付くと少年は神社の前に居た。
その神社には京都・太秦にある木嶋神社と同様の三柱鳥居があった。
最近私は神社関係の書物をいくつか読んでいるので、偶然にしちゃ良く出来てるなと奇妙な縁にニヤリとさせられる。
それはさておき、鳥居の真ん中には井戸のような穴がある。
そこから謎めいた少女が現れ、社殿の中に去っていく。
代わって巫女たちが現れ踊りだす。
彼女たちによれば、ここは「パラレル・パラダイス」なのだという。
さらに本郷と一文字を名乗るヒーロー風の青年が少年の前に現れる。
ちなみに野外とはいえさすがにオートバイには乗っていない。
芝居が進むにつれ、緑川という怪人がこの神社で世界を破滅させる儀式を行おうと企んでいることが明らかになる。
神社の神主や巫女たちは境遇や性格に難を抱えていて、救いを求めて緑川の企みに乗った者たちだった。
こんな状況に巻き込まれて少年は、僕にどうせいっちゅーねんと思い悩むことになる。
果たして少年は元の世界に戻れるのか。
儀式を阻止できるのか。
少女に会うことはできるのか。
といった感じのお話。
『天空の城ラピュタ』でムスカに、『 serial experiments lain 』で英利政美にシンパシーを感じてしまう私は、つい緑川に肩入れしてしまう。
かわいそかわいそなのです。
今回のラッキーアイテムは都こんぶ。
子供の頃は何故か好きだったなあ。
今はそうでもないけど、「おしゃぶりこんぶ」と「都こんぶ」があってどっちを選ぶかと問われれば、やはり「都こんぶ」を選ぶ。
ちなみに毎回恒例の大阪戦隊なんやねんマンは、大阪の危機を救うことはできませんでした。
最近負けが込んでないか、なんやねんマン。
そういえば今回は席が粗方埋まった状態で二人連れで入場したので後方の席に座らざるを得なかったのだけど、そのせいか仮面ライダー1号氏の声が聞き取りづらかった。
2号氏の声は通っていたので、次回があれば1号氏も力を磨いていただきたいなあと素人ながらに思います。
あと、巫女役の新顔の方は遠目にちょっと萌え系だったような気が。
近くで見るとどうか判りませんが。
本郷さんは声帯炎症、所謂「声を飛ばす」状態で、前日までは、もっと声が出てなかったんですわ。すんまへん。
なんやねんマンは、土日だけのスペシャル出演でした。
新人巫女はウチの最年少25歳。公務員歴7年。ちなみに天商演劇部出身。ふだんは眼鏡っこだ。
その節はお疲れ様でした。
声帯炎とはお気の毒に。
なんやねんマンも観れてまだ運が良かった方なんですねえ。
新人巫女さん、メガネっ子ですか、それは大変結構ですね。
とか言ってるとお連れ様にしばかれるので口にチャック。
というか天商演劇部で25歳っていうと、私の知人の同級生か後輩かも……。