16 février 2006

LANDISK 救出作戦

以前から読み書きの調子が悪かった I・O DATA の NAS 「 LANDISK HDL-160U 」が先日立ち上がらなくなってしまった。
中のデータのほとんどはバックアップのデータだけど、この中にしか入っていないデータも一部ある。
LANDISK が生きている間にバックアップを取っとくべきだった、と反省するが、反省するだけではデータを救出することはできない。
試せることはとりあえず試してみることにした。

LANDISK を分解

LANDISK の動作の仕組みは単純で、その正体はマイコンで HDD を駆動している Linux サーバだ。
内蔵 HDD に専用 Linux がインストールされていて、その上でサーバ用ソフトウェア( Samba かな )が動いている。

LANDISK の中身の HDD を換装する方法を紹介しているサイトを参考にして、LANDISK を分解。
一つだけやたらと固いネジがあり往生したが、なんとか分解に成功。
中の HDD は Samsung 製の IDE 接続型 3.5インチ HDD だった。

これをリムーバブル HDD ケースに取り付けて PC を立ち上げてみると、BIOS に名前が表示される。
基盤は生きているようだ。
HDD の中身は Linux で ファイルシステムも Linux 用のものであるため、Windows XP からは中のデータを覗けなかった。
しかしパーティション構成は分かった。

「これ do 台ヒーロー」でミラーリングに挑戦

LANDISK 用の Linux は公開されていないので、元々入っていた HDD から移さねばならない。
そこで「これ do 台ヒーロー(KD25/35FUL)」という製品と、換装用の HDD を買ってきた。
「これ do 台ヒーロー」は IDE 接続の HDD のデータをボタン一発でミラーリングできるというもの。
購入先は PC ONE's でお値段18,000円だった。
高い。
予定外の出費。
しかしまあ、これからバックアップ用途に使うことがあるだろうから、悪い買い物ではないと思う。

で、LANDISK の HDD と新しい HDD を繋いで「ぽちっとな」とした。
しかしすぐに「ピーッ、ピーッ、ピーッ」とエラー音が鳴る。
LANDISK の HDD の先頭でセクター・リード・エラーが起こるらしい。
あえなく失敗。

「 KNOPPIX 4.0 」でデータ吸出しに挑戦

「 KNOPPIX 」は CD-ROM もしくは DVD-ROM で起動し、HDD にインストールする必要がないという Linux。
こいつで データを吸い出してみる。
初めて KNOPPIX を使ったが、あっけなく起動して感動。
LANDISK のユーザ用データが収められているパーティションも自動認識された。
そのパーティションをマウントしてみると、中のディレクトリ構成が見える。
こりゃ行けるかな、と思ったがデータの入ったディレクトリにロックがかかっていて進めない。
シェルから root で突入を試すも、I/O error のため ls すらできない。
トホホ。

しかし KNOPPIX 、便利ですな。
Windows しか使えません、という人も手元に用意しておくといいと思う。
例えば、明日までにレポートや書類を作らないといけないのに Windows が立ち上がらないよ!なんて状況になってしまったとする。
そこで DVD-ROM ドライブが動けば、KNOPPIX を起動して文書書きや表計算が出来るし、Web 閲覧やメールの送受信も出来る。
HDD が壊れていなければ Windows の入っている HDD も読めるし、USB メモリも使える。
素晴らしい。
KNOPPIX をダウンロードしてディスクに焼き付けるのは手間だから、ディスクが付録として付いている KNOPPIX 入門書(2,000円強くらい)を買うのが楽。

「 Fedora Core 4 」でデータ吸出しに挑戦

録画用 PC にインストールしてあった Fedora Core 4 からデータを吸い出してみる。
起動時、LANDISK の OS 用パーティションに幾つかの読み込みエラーが生じている旨表示される。
LANDISK 自体が起動しない理由はやっぱりこれだ。

KNOPPIX の時と同様にマウントを試してみるが、同様にデータの入ったディレクトリに入れない。

どうしようもないのでLANDISK のユーザ用パーティションにチェックディスクをかけてみたら、チェック中にエラーが出て終了。
で、マウントもできなくなった。
Fedora Core 4 をシャットダウン中に現れた表示によれば、ユーザ用パーティションにも読み込みエラーが大量発生。
ああ、ご臨終……。

というわけで

LANDISK はただの置物となりました。

もう一台 LANDISK を買ってきて、その HDD をミラーリングすれば現有の LANDISK の HDD 以外の部分は生かせる。
だけどそこまでする金はないし、運用法も好みではないので諦めた。
次に NAS を買うとすれば、RAID 5 を構築できる Buffalo の「 TeraStation 」がいいなと思う。
高価なので今すぐ買えはしないけど。

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その状態からNetBSDいれられないかなぁ…
入れられるならガワだけくれ(ぉぃ

コンソール接続用のシリアルケーブルと NetBSD の母艦、HDD、そして根性があれば何とかなりそうですな。
http://www.nagoya.bug.gr.jp/~oshima/netbsd/landisk/
どうなさいますか。

NetBSDの母艦はあるしHDDは買ってくりゃいいので、
あとはシリアルキットかぁ…なんとかなるかな(ぇ

お決まりでしたらいつでもご連絡ください。
捨てずにとっておきます。

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