24 janvier 2006

「 XIAiX1600Pro-DVD256AGP 」を買った

以前触れたことがあるが、私のメイン PC は AGP スロットに Sapphire の「 RADEON 9800 Pro Ultimate Edition 」、PCI スロットに玄人志向の「 RADEON 9200 SE 」が挿さっていて、DVI 接続のデュアルディスプレイで運用している。
しかし2003年当時ハイエンドのビデオチップだった RADEON 9800 Pro も、今やミドルクラスの性能でしかない。
また、別売りの変換アダプタを使わないと HDTV にコンポーネント接続できないし、アイドル時にも発熱が大きいという欠点がある。
さらに、PC 用 ビデオカードの2台巨頭、nVidia と ATI の最近の製品は動画再生品質の向上も売り文句となっている。
折角動画専用のディスプレイを購入したのだからビデオカードも動画再生が優れたものに交換したいところだ。

ところで、PC の世界ではここ1、2年の間に AGP が PCI Express に置き換わっている。
気がつけば AGP で高速なビデオカードはほとんど残っていない。
市場に製品が残っているうちに、AGP 接続のビデオカードを確保しておきたい。
ただし懐の具合からして、4万円とか5万円とかの金をビデオカードに使うのは惜しい。

そういうわけで白羽の矢を立てたのが、XIAiの「 XIAiX1600Pro-DVD256AGP 」だ。

  • AGP 接続
  • 少なくとも RADEON 9800 Pro と同等か、それを上回る 3D 性能
  • Dual DVI
  • 256MB 以上のビデオメモリ
  • ドライバが比較的安定している

という条件に合致していて入手できそうなのは、今のところこの製品しかなかった。

Faith のインターネットショップで税抜き19,971円。
納期は「納期 C 」、つまり20日から30日はかかるという表示。
Faith の通信販売はかなり待たされるという評判である。
1999年だったろうか、初めて自分用の PC ( AT互換機 )を買ったのもここの BTO で通信販売。
1ヶ月もかかりはしなかったけど、1週間は待ったはずだ。
まあ2月の中頃に到着すればいいかな……と思っていたらなんとびっくり、3日で到着してしまった。
発注した日に Google で「 XIAiX1600Pro-DVD256AGP 」を検索すると数店舗の通信販売サイトしか引っかからなかったところから判断するに、これは発売前の新製品で、たまたま注文してすぐが発売日ということで入荷したのだろう。
「 Akiba PC Hotline 」の「ビデオカードの新製品(2006年1月21日)」で紹介されているのもそれを裏付けている。

思いのほか早く到着してしまったとはいえ、放置して初期不良の保障期間が経過してしまってはまずいので、早速組み付けることにする。
ドライバのあたりで少し手間取ったが、Catalyst 6.1をなんとかインストール完了。

  • CPU : Pentium 4 3.0GHz (Northwood) HT ON
  • Memory : PC3200 512MB*2
  • M/B : AOpen AX4SPE Max II
  • VGA : XIAiX1600Pro-DVD256AGP
  • DirectX : 9.0c
  • OS : WindowsXP Professional SP2

という構成でベンチマークテストを取ってみた。
厳密なテストではないから、OS をクリーンインストールしたり常駐ソフトを切ったりはしていない。

『ゆめりあベンチ ver. 1.2』は画面サイズが1024*768で
最高 : 10065
綺麗 : 12667
それなり : 17333

という結果になった。
「低価格ビデオカードスレデータ集」に掲載されていたベンチマーク結果(「最高」)と比較すると、「 GeForce6600GT 」には及ばず、「 RADEON X700 Pro 」よりは上。
「 GeForce6600(無印)」と同程度といったところだろうか。

『 3Dmark03 』は画面サイズが1024*768で6929というスコアを記録した。
Google で検索したところ、「 PC-Success 」内のページで同じ CPU で同じメモリ量、同じ画面サイズで RADEON 9800 Pro のときに計測したデータがキャッシュに残っていた。
それによるとスコア5722ということだから、「 XIAiX1600Pro-DVD256AGP 」は RADEON 9800 Pro 搭載カードと同等か、少し上回る程度の 3D 性能がありそうだ。
このへんは「元麻布春男の週刊 PC ホットライン」の記事におけるベンチマーク結果も参考になる。

私は 3D 性能にあまり期待していなかったからよいけれど、「 GeForce6600GT 」と同じくらいの値段の癖に 3D 性能で「 GeForce6600GT 」に完敗しているのは、ATI 贔屓の私としてはちょっと寂しい。
「 AGP 接続で Dual DVI 」な「 XIAiX1600Pro-DVD256AGP 」が2万円くらいなのは希少価値の分高いものとして許せるが、PCI-Express 接続で普及品の「 RADEON X1600Pro 」搭載カードが 18,000円から20,000円くらいするのは割高な感じが否めない。
3D 性能だけで評価するならば14,000円から15,000円くらいが適正価格なのではなかろうか。

ところで「 XIAiX1600Pro-DVD256AGP 」に DVI-HDMI 変換ケーブルで Panasonic の「 TH-26LX500 」を接続すると、画面サイズはアンダースキャンで1280*720に固定されるようだ。
特に「 PowerStrip 」で調整しなくてもチラツキがないのはさすが元々 HDTV に対応した新チップ「 RADEON X1000 シリーズ 」といったところか。
まあそもそも「 PowerStrip 」で画面サイズの調整が一切できないというのが正しいところなのだが。

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