ロアルド・ダールの小説『チョコレート工場の秘密』は有名な作品らしいのだが、児童文学とはあまり縁のない人生を歩んできたもので、読んだことがない。
その『チョコレート工場の秘密』を映画化したのが『チャーリーとチョコレート工場』( Charlie and the Chocolate Factory )。
面白そうだとアンテナが反応したので、「原作が有名」「ティム・バートンが監督」「チョコレート工場に入る話」という知識だけ持って映画館まで観に出かけた。
物語はシンプル。
世界中にチョコレートを売り出しているウィリー・ウォンカの巨大なチョコレート工場には従業員が全く出入りしておらず、その内部は謎だった。
ある日ウォンカはチョコレートに招待券を封入し、招待券が当たった子供をチョコレート工場に招待の上、自ら工場を案内すると告知する。
招待券は世界でたったの5枚。
招待券を手に入れようと、世界中が大騒ぎになる。
ウォンカのチョコレート工場がある街に住む貧しい少年、チャーリーは偶然招待券を手に入れ、工場の内部に入ることになった。
そこは小人の民族「ウンパ・ルンパ」が働き、チョコレートの川が流れる奇想天外な世界。
チャーリーを除く4人の少年少女たちはウォンカの指示に従わず自分勝手にふるまったせいで、一人また一人とツアーから脱落していく。
果たしてウィリー・ウォンカの目的は何なのか。
そしてチャーリーの運命は?
最初から最後まで、惜しみなく CG を駆使して描かれる作品世界はさすが迫力十分。
今時の娯楽映画だ。
見学ツアーの子供たちが悪さをするたびに流れる「ウンパ・ルンパ」のミュージカルも曲調に変化があって飽きない。
「ウンパ・ルンパ」の顔つき(全員顔が同じ)がラジニカーントを髣髴とさせるので『ムトゥ 踊るマハラジャ』を思い出し、座席にありながらも手足が自然に動き出してしまう。
お気に入りは『2001年宇宙の旅』をパロディにしたシーン。
作中の TV 画面に類人猿が映ったところでニヤリとしたが、まさかあそこまでやってくれるとは。
私一人、笑いを堪えて大うけしていた。
キャスティングも良好。
クソガキとその親が、いかにもそれというハマリ具合だ。
リアリズムを持ち出すといろいろツッコミどころはあるのだが、そこは野暮ってものだから控えておこう。
にらんだとおり、映画館まで足を運んだ甲斐のある楽しい作品だった。
先越された~!
早く見に行かないと、とかなり焦り気味なのに、仕事が忙しくなってきました(T-T)
「コープス・ブライド」もなかなか良かったよ^^
お好きですものね、ミュージカル。
きっとお気に召すと思いますよ。
『コープス・ブライド』も観たいなと思っております。
去年ロードショーしていた『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』を結局観なかったし。