5 septembre 2005

DVD『キル・ビル Vol.2 』を観た

キル・ビル Vol.2

『キル・ビル Vol.1 』は去年に劇場で観たが、『キル・ビル Vol.2 』は安売りされていた『 Vol.1 』とのセットの DVD で観ることとなった。

『キル・ビル』の物語は単純。
かつて所属していた暗殺団から抜け出し、過去を隠して結婚式に臨んだ暗殺者の女が、暗殺団の仲間に見つかり襲撃を受ける。
奇跡的に助かった彼女は、自分を殺そうとした暗殺団のメンバー5人に復讐を行っていく。
『 Vol.1 』と『 Vol.2 』がそれぞれ前編、後編となる構成だ。

『 Vol.1 』はヤクザ映画へのオマージュなのか、日本のヤクザ界に君臨するメンバーの一人を斬るため、主人公が料亭で大チャンバラを行う。
途中でアニメーションが入るわ、血が吹き飛びまくるわ、やりたい放題にやってる破天荒な表現に苦笑している間に酩酊感に包まれるバイオレンス映画だった。

『 Vol.2 』は一転、西部劇とカンフー映画へのオマージュを織り込みつつも、ドラマが前面に出てきている。
子供には見せられない暴力描写や、現実にはあり得ないようなぶっ飛んだ展開はあるけれども、『 Vol.1 』に比べれば大人しい。
タランティーノのことだからきっと最後にどんでん返しを食らわしてくるだろうと身構えていたが、食らったのは肩透かしだった。

誰かの言葉をそのまま借りれば、「金をかけてマンガをわざとB級映画に仕立て上げた」ようなヘンテコな作品。
こういう映画を作れるってのは、それはそれで一種の天才だ。

それにしても主役のユマ・サーマンって、あるシーンでは美人に見えるけれど別のシーンではすごく不細工に見える。
不思議な女優だ。

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