24 septembre 2005

DVD 『お父さんのバックドロップ』を観た

お父さんのバックドロップ

私は子役という奴がどうも苦手である。
TV や映画での子役は言葉遣いがたどたどしいだけでなく、大抵関東言葉で話す。
子供が芝居をしているということが露骨に伝わってきて、自分が勝手に設定している「子供らしさ」からの乖離が著しいせいか、非常に不快なのだ。

大阪から関東方面に旅行したときに、周りの見知らぬ人々が関東言葉を話しているのも不愉快だが、「郷に入れば郷に従え」の精神で耐え忍ぶ。
関東言葉を話す知人については正直なところあまり気持ちのいいものではないが、諦めるのは容易い。
しかし、転勤族の子供だろうか、地元大阪で関東言葉を話す子供を見かけると蹴り飛ばしたくなる。
もちろん実際には蹴り飛ばしたりはしないけれども。

さて、映画『お父さんのバックドロップ』である。
主人公は小学生の少年、一雄。
母と死別した一雄は、1980年、東京から父方の祖父が住む大阪へと引っ越してくる。
一雄の父、牛之介の職業は、弱小プロレス団体「新世界プロレス」のプロレスラー。
学校行事のときにも、母親が死んだときにもプロレスの試合に出ていた父親を、そしてプロレスを、一雄は嫌っている。
大阪でできた友達にも、父親がプロレスラーであることを秘密にするよう頼む。

盛りの過ぎたプロレスラーである牛之介は、「新世界プロレス」の経営不振のため、悪役へと転向。
その姿が TV 中継され、一雄と母親の姿が記録されたビデオテープの上に祖父が試合の模様を録画してしまう。
さらに一雄は友達に父親がプロレスラーであることを同級生に暴露される。
同級生にからかわれた一雄は暴力沙汰を起こし、迎えに来た牛之介も拒絶する。

折りしも日本にブラジルの世界空手チャンピオンが来日。
誰の挑戦でも受けるという彼に、牛之介は無謀な戦いを挑む。
プロレスラーとしての誇りのため、そして、一雄に尊敬される父親であるために……。

物語としては先が読めるありふれたなもの。
ビデオデッキが当時のローディングタイプだったり、牛之介の通う焼肉店の壁にバファローズの法被がかけてあったり、バファローズアワーやバファローズナイターのポスターが飾られていたり、当時のバファローズやタイガースのプレイヤーが写ったカレンダーがあったりと小道具は細かい。
原作者の中島らもが端役で出演し、事故で亡くなる直前の姿を見せているのが切ない。

しかしこの映画の売りは、一雄を演じる神木隆之介である。
誰が何と言おうと神木隆之介。
女の子みたいに柔和な顔つき、なよなよした仕草、白い肌、サラサラの髪、澄んだ声。
可愛過ぎる!
この破壊力はそんじょそこらのグラビアアイドルなんか軽く凌駕する。
男の子だけど抱きしめて頭をなでなでしてあげたい。
関東言葉なのは気に入らないが可愛いから許す。

そう、周囲の登場人物はみな大阪弁を話すのに、一雄だけはかたくなに関東言葉を話す。
それは東京での母との生活を忘れられないからであり、父と父の育った土地を受け入れたくないからだ。
しかしラストシーン、牛之介との和解を果たし、秘密を破った友達とも仲直りした一雄は、ついに大阪弁を話すようになる。

ああ萌え萌え。
僕はもうダメです。

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コメント(3)

こうなったら私と一緒に美少年愛好会でも立ち上げましょうか?

そいつは勘弁してください。
ご存知かもしれませんが、同期入社の男で、小学生の男児に手を出して逮捕された奴がいるので洒落になりません!

残念(笑)でももうちょっとそそのかしてみようかと。
「オリバー」というミュージカル映画見たことある?
「小さな恋のメロディ」よりも若いマーク・レスターがタイトルロールをやってます。彼が会ったことのない母親を思って歌う「where is love?」という曲が、私的にはかなり「萌え」です。歌声がか細くて、それこそ「抱きしめて頭をなでなでしてあげたい」衝動に駆られます。

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