25 septembre 2005

春先に読んだ本 2005.9.25

綾辻行人『十角館の殺人』(講談社文庫)

ISBN:4061849794

清涼院流水推薦ということで読んでみた日本版『そして誰もいなくなった』。
なるほど、『コズミック』と『ジョーカー』の元ネタがここにある。

山際淳司『バットマンに栄冠を』(角川文庫)

ISBN:4041540550

広島カープの衣笠祥雄の最後のシーズンを取材した表題作ほか3編を収めた実録物。

山際淳司『野球雲の見える日』(角川文庫)

ISBN:4041540070

一冊丸々、野球をテーマとし、エッセイ風に描いた実録物。

勝岡寛次『韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する―歪曲された対日関係史』(小学館文庫)

ISBN:4094023763

韓国・中国は日本の歴史教科書を歪曲だ修正しろ云々とケチをつけてくるが、では逆にその韓国・中国の歴史教科書の内容はどうなんだと、その内容を検証・批判し、修正要求を突きつけている本。
批判が妥当がどうかはさておいても、爽快な気分にさせられる。

清水義範『普及版 世界文学全集 第1期』(集英社文庫)

ISBN:408748369X

古典から近代の外国文学作品をネタにしたパスティーシュ小説集。

清水義範『普及版 世界文学全集 第2期』(集英社文庫)

ISBN:4087483894

近代から20世紀の外国文学作品をネタにしたパスティーシュ小説集。
最後に収められた一編「20世紀の文学」は元ネタを知っている人には笑えるし、知らない人には文学史の勉強になる。

清水義範『深夜の弁明』(講談社文庫)

ISBN:4061850733

パスティーシュ作品のほかミステリー風の小説も収めた短編集。

清水義範『似ッ非イ教室』(講談社文庫)

ISBN:4062635852

エッセイ集のパロディ。

清水義範『ザ・勝負 』(講談社文庫)

ISBN:4062750481

ソース対醤油、米対麦といった二つの物事の対立をネタにした、雑学読物的な短編小説集。

清水義範『日本ジジババ列伝』(講談社文庫)

ISBN:4062738368

様々なお年寄りたちの日常を書いた短編小説集。
大したもんだ。

筒井康隆『夢の木坂分岐点』(新潮文庫)

ISBN:4101171246

SF における多世界解釈のように、一人の人間の様々な可能性が錯綜し流転する小説。
ここでは現実・虚構の別が取り払われている。
主人公はある時は夢の中の登場人物であり、ある時は作中内小説の登場人物である。
技巧としては凄いんだけど、正直なところ展開がだるくて読み進めるのが少々辛かった。

沢木耕太郎『テロルの決算』(文春文庫)

ISBN:4167209047

1960年、社会党委員長の浅沼稲次郎が右翼少年に刺殺された。
その加害者と被害者それぞれが事件に至るまでの経緯を丹念に取材し明らかにした伝記。
事件のことは歴史の事実として知っていたが、経緯がこんなに面白いものだったとは。

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