第二次世界大戦末期の日本。
原爆投下を阻止するため、謎の強力兵器「ローレライ」を搭載した潜水艦がテニアンを目指す。
というのが、潜水艦映画『ローレライ』のお話である。
原作の小説『終戦のローレライ』は未読だけど、アポロシネマ8 まで観に行ってきた。
私は軍事マニアでも兵器マニアでもないんで描写が現実に即してるのかどうかの判断はつかないけど、兵器のメカニカルなところは好きだから、砲弾や魚雷がドカンズバンしたり駆逐艦がズコンバコンしたりしてるのは楽しめた。
ああいかにも CG であるな、と観てて分かってしまうが、ハリウッド並みに予算があるわけじゃないのだろうから仕方ないところだろう。
物語には現代日本へのメッセージが織り込まれている。
だが登場人物の描写の掘り下げが足らないせいか、空回りしているような気がする。
登場人物の言動にあまり必然性や説得力が感じられないのだ。
尺の都合かな、これは……。
レイトショー価格1,200円で観ることができたので楽しめたけれども、普通価格1,800円だったらきっと不満が募っただろうなと思った。
ところで監督が樋口真嗣だからって訳じゃないけど、上映中なんとなく『ふしぎの海のナディア』を思い出していた。
無音潜航に入るシーンとか、閉じ込められた船員を、航行を優先するためにやむを得ず見殺しにするシーンとか、『ふしぎの海のナディア』でも同じようなシーンがあった。
思えば『ふしぎの海のナディア』は人生で初めて観た、潜水艦を舞台とした物語だったのではなかろうか。
当時はつまみ食い程度にしか観れなかったので、いつか通しで観たいところである。
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