人間の命は地球よりも重い。(前提1)
ゆえに、人間の命には質量があるか、もしくは重さによる比較が可能である。
ところで、
新潟県中越地震での死者数:40
阪神淡路大震災での死者数:5500
また、前提1は人命についての価値判断である。
したがって新潟県中越地震において失われた人命の価値は
阪神淡路大震災において失われた人命の価値の0.0073倍である。
そういうわけで、新潟県中越地震による被害に対し投じられるべき予算は
阪神淡路大震災による被害に対し投じられた予算の0.0073倍でよい。
テレビ番組における放送時間、新聞における紙面の量も新潟県中越地震のものは
阪神淡路大震災のものの0.0073倍でよい。
……とは単純にいかないけれど、私の中での比重は明らかに阪神淡路大震災の方が遥かに上だ。
新潟県中越地震の個人的価値は毎年の風水害程度しかない。
家族を失ったり負傷したり家屋や生活基盤の損壊の憂き目に遭ったりした人は気の毒だと思うが……。
ちなみに津波で奥尻島がやられた時の地震では200人以上亡くなっている。
しかしそんなに亡くなっていたことを覚えている人はあまりいないだろう。
普段、表向きは人命が根本的なもののように言われるが、実際それは根本的なものではない。
そもそも人間の数を数えるという行為を行ったその瞬間、個人の尊厳は損なわれ始めるような気がする。
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