この三連休は仕事したり『 Never7 - the end of infinity - 』( PS2版 )をプレイしたりして過ごした。
『 Never7 』は「 infinity 」シリーズの第一作目で、『 Ever17 』の前作にあたるのだけれど、物語としての連続性はない。
解決篇までプレイして思ったのは、『 Ever17 』に比べるとかなり見劣りする、ということだ。
ゼミ合宿に参加している主人公の青年が4月1日、「4月6日に誰か女性が死ぬ夢」を見て目覚めるところから物語は始まる。『 Ever17 』ではプレイヤーの目的は真相の解明であるが、『 Never7 』でのプレイヤーの目的は合宿中に関わる女性と恋仲になることである。しかし主人公が誰か女性と恋仲になると、彼女は主人公の見た夢のとおり4月6日に必ず死んでしまう。ひどい話である。ところが主人公はその瞬間4月1日に意識がタイムスリップし、恋人を死なせないために歴史を変えようと奮闘することになる。
合宿7日目が来ないから、また誰かが死んでしまうせいで主人公一行が7人揃ったまま合宿終了を迎えることはないから「 Never7 」なのだろう。
そういうわけでプレイヤーは一人の女性キャラクターについて、4月1日から4月6日までの日々を2回過ごさなければならない。これがまだるっこしくてイライラしてくる。
そして4人の女性キャラクターそれぞれと恋仲になるエンディングを迎えて(つまり少なくとも4月1日から4月6日までの日々を8回過ごして)、やっと5人目の女性と恋仲になる解決篇シナリオをプレイできるようになるわけだが、ここで明かされる物語の真相―なぜ主人公はタイムスリップするのか、なぜ主人公は出来事を予知できるのか―が、ちょっと無理のあるものなのだ。
『ドグラ・マグラ』と『 serial experiments lain 』のネタを混ぜて「シュレディンガーの猫」で包みました、といった感じのネタである。
そしてシナリオ内でいくつか矛盾点あるいは説明不足な点を残してしまっている。
PS2版には公募によるおまけシナリオが大量に収録されているけれど、本筋のネタが「なんでもあり」に物語を作ることを許容するものだけに、さもありなん、と思う。しかしプレイヤーとしての私は解決篇で拍子抜けしてしまったため、おまけシナリオまで完全クリアするにはかなりの時間がかかりそうだ。
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