長期間の避難所生活は痛ましいけれど、普段から似たような暮らしをしているホームレスの人々についての関心はあまりにも乏しい。
母子の乗った乗用車が地震によるがけ崩れで埋まってしまったにも関わらず、幼児ひとりだけ奇跡的に助かったというのはなるほど不幸中の幸いという奴かもしれない。けれど交通事故では親だけ亡くなったり子供だけ亡くなったりはよくあることだ。
夜勤のため家を離れている間に、妻子を皆殺しにされた夫の気持ちを、今どれだけの人が思いやっているだろう。
アメリカ軍に家族を殺されたイラク人がたくさんいるはずなのに、そのことに思いをめぐらせる人はどれだけいるだろう。
被災者には気の毒だけれど、飽き飽きした気分にならざるを得ないのでした。
30 octobre 2004
新潟県中越地震について 2004.10.30
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