バファローズ対マリーンズ第17回戦
試合開始30分前、ドーム内にパシフィック野球連盟歌「白いボールのファンタジー」が流れると、レフトスタンド(マリーンズ側)に「破滅への道 合併&1リーグ」の横断幕が掲げられ、両翼ファンによる合唱が始まりました。
ライトスタンドには「合併したチームの試合を我々は見に来ない!!」「球団合併断固反対」「我らのチーム バファローズ」「球団合併 なめとんか」などの横断幕が掲げられています。
休日のナイトゲームだというのにガラガラの内野席に目を移しますと、「絶対阻止の旗印の下、断固我々は闘う!」「我らの夢を奪うな、今こそ府民球団に!」といった横断幕が上段席壁面に貼られています。「プロ野球の歴史は近鉄の歴史!」という手書きの横断幕も見えます。手に合併反対を主張するメッセージボードを掲げている人もそこかしろにいて、ちょっとした労使闘争のような感じ。
このようにゲーム前こそ興味深いシーンが見られましたが、肝心のゲームの内容は最低でした。
制球の定まらないバファローズ先発・バーンに対して、1回表に早速1アウト1・2塁、打者は4番のベニーと専制の機会を得たマリーンズ。しかし2塁走者の平下が飛び出してしまい2塁・3塁間に挟まれ、ランダウンプレイの間に2塁に進もうとした1塁走者福浦が2塁でアウト、なおも挟まれて往復運動を繰り返す平下もアウトになりあっさり3アウト無得点。この情けないプレイが結局勝負を決めてしまったように思われます。
マリーンズにとって嫌な雰囲気の1回裏、マリーンズ先発・小林宏之は礒部に2ランホームランを献上。一方のマリーンズはなおも制球の定まらないバーンを攻めて2回・3回と2塁にランナーを進めながら得点できず、次第にチェンジアップでストライクが決まりだしたバーンに4回以降は四苦八苦。2塁を踏むことが出来ません。
味方の援護の無い小林宏之は毎回ランナーを背負う苦しいピッチングで、4回には大村・水口に連続ヒットを浴びて2失点。それでもけなげに粘って投げ続けますが、7回にマリーンズが3アウトに倒れバファローズのラッキー7の場内演出にチーム応援歌が鳴り響き風船が飛び上がるなか、何故か両チームで乱闘発生(バーンが何か打者か走者に言ったらしい)。応援歌が途中でストップして完全に場が白けたあとに投げる羽目になってしまいます。これまで3打席、スライダーに面白いように空振りをして3三振のマリオに速球が真ん中に入り、センターの右へ2ランホームランを被弾。しかし交代させてもらえず、8回にランナーを2人溜めたところでようやく川井と交代しました。
しかしこの川井の出来も散々で、死球で満塁としたあと高須にヒットを浴びて1点。礒部は三振に斬って取ったものの中村は押し出し四球ときてさらに1点、ついにはマリオにカーブをライナーでライトスタンドへ運ばれる満塁ホームランで4点、計6点を献上しゲームを無茶苦茶なものとしてしまうのでした。
12対0とあってはもはやどうしようもなく、マリーンズは今年引退しそうなベテラン外野手を代打に送る思い出づくりモードへ突入。3番福浦に代打佐藤幸彦、5番李に代打垣内を送り出し、散っていきました。
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